3分知恵袋

「頂く」と「戴く」の使い分けは?5分でわかる正しい日本語

  • 父に頼まれてお中元のお礼状を作っていたら、「ん?漢字がわからない…」。


    変換して選ぶだけなのに、どれが正しいのかイマイチわからないのです。こういう時はひらがなで切り抜けよう!


    「先日は美味しいフルーツをいただきして、ありがとうございました。」


    んー、この一文みても、なんだかひらがな感がいっぱいだし、前後の文章も含めて全体を見ても、バランスが悪いのです。


    結局、ちゃんと調べないと、ちゃんと完成させられないのです。わからないことがあった時には、素直に調べるのが一番早いですね。でも、辞書には「いただく」「頂く」「戴く」が一緒に説明されていて、すごくわかりにくいのです。これは、気合を入れて調べないと、お礼状が完成しない…。


    ちょっと複雑な「頂く」「戴く」「いただく」。せっかくなので、ここでまとめて皆さんにシェアします。


    「頂く」とは?



    1. 「大切にする・敬い扱う」
    2. 「食う・飲む」の謙譲語

    ぱっと思いつく「頂」を使った二字熟語は、山頂・頂上・頂点・頭頂部(あ…これは三字熟語ですね)などがあります。そこから考えると、「頂」には何かの一番上、つまりてっぺんの意味合いがあります。そこから転じて、1の「大切にする」という意味がきているよう。

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