自販機のジュースの価格差はなぜ存在する?その理由を探ってみた
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寒いとつい街中の自動販売機で温かいドリンクを買いたくなってしまいますよね。
大体の自販機で買うペットボトルドリンク相場は160円なのでこんなものだろうと買ってしまいますが、
人気キャラクターがいる観光地などへいくと1本250円というマジカルな価格だったりします。
他に買える場所がないのでしぶしぶ払っている方も多いのではないでしょうか。その一方で最近は、自販機ごとに価格が違ったり、100円以下の「激安自販機」を見かけることも多くなりました。
なんで自販機ごとであんなに値段が違うのでしょう?
このモヤモヤを解消すべく、その謎を追いかけてみました。自販機ビジネスのからくり
まず、飲料自販機のビジネスモデルについて整理してみましょう。
基本的には、飲料メーカーが適当な場所を借りて自社の自販機を設置するのですが、その仕組みによってタイプが分かれます。<フルオペレーションタイプ>
土地の所有者は場所を貸すだけで、メーカーが自販機の設置からメンテナンス、商品の補充などを行う。
土地所有者は電気代を負担することになるが、売り上げの20%ほどを手数料として受け取ることができる。