銘々皿の「銘々」って何? 語源を考察してみました。
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日常の素朴な疑問。「めいめいざら」の「めいめい」って、どうして「めいめい」というんでしょうか?
語感は可愛い印象だけれど、漢字にすると金辺はごついし、小皿はたいてい陶器だから金辺は不似合いな気がするし……。
銘々皿とは
まず、銘々皿のことをじっくり考えてみましょう。
銘々皿とは、取り分け用の小皿のこと。鉢に盛った煮物などの、大皿料理に対して、個々人が食べる分を自ら取り分けるためのお皿です。
大きさはたいてい、丁度手の平に収まる程度で、丸型で平たいもの。
個々人用の取り分け用の器、というと、広義にはお茶碗や汁椀の仲間になるかもしれません。
が、銘々皿は、「個人専用のもの」という意識が無く、揃いのお皿を使うのが一般的です。
大食いのお父さんは大きなお皿、とはならないのが、お茶碗との大きな違いですね。銘の字が持つ意味とは
コトバンク(https://kotobank.jp/)で、漢字そのものが持つ意味を調べてみました。