3分知恵袋

銘々皿の「銘々」って何? 語源を考察してみました。

  • 日常の素朴な疑問。「めいめいざら」の「めいめい」って、どうして「めいめい」というんでしょうか?


    語感は可愛い印象だけれど、漢字にすると金辺はごついし、小皿はたいてい陶器だから金辺は不似合いな気がするし……。


    銘々皿とは


    まず、銘々皿のことをじっくり考えてみましょう。


    銘々皿とは、取り分け用の小皿のこと。鉢に盛った煮物などの、大皿料理に対して、個々人が食べる分を自ら取り分けるためのお皿です。


    大きさはたいてい、丁度手の平に収まる程度で、丸型で平たいもの。


    個々人用の取り分け用の器、というと、広義にはお茶碗や汁椀の仲間になるかもしれません。
    が、銘々皿は、「個人専用のもの」という意識が無く、揃いのお皿を使うのが一般的です。
    大食いのお父さんは大きなお皿、とはならないのが、お茶碗との大きな違いですね。


    銘の字が持つ意味とは


    コトバンク(https://kotobank.jp/)で、漢字そのものが持つ意味を調べてみました。

    続きを読む