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うちわと扇子の違いとは? 由来や発祥地も解説!

  • 本格的な春が訪れ、暖かい日が続くと、冷暖房器具を入れ替えなければ……とソワソワしますね。


    あと一カ月もすれば、ゴールデンウイーク。例年、日中には、夏の気温になることも多いです。
    扇風機は大げさとしても、うちわくらいは出しておきたいものです。


    ところで、素朴な疑問ですが、うちわと扇子はどんな使い分けがあるのでしょうか?


    どちらも、手で扇いで涼むための道具です。どちらか片方だけ流行って、
    片方は廃れてしまっても不思議ではありませんが、今のところ、どちらも夏の風物詩として大人気です。


    うちわの特徴


    うちわは、漢字で書くと「団扇」。中国発祥の道具で、古くは、羽虫を追い払う道具でもあったと言います。


    どこだったか、南の島のお土産物で、現地のうちわを見たことがあります。
    ヤシの仲間の葉、その大ぶりなのを一本丸ごと乾燥させ、
    葉の軸を持ち手に、細く分かれた葉は編みこんで扇部分に、という見事な細工物です。


    それは、昭和初期の日本ので使われた「ハエ叩き」によく似ていて、
    「なるほど、うちわとハエ叩きは仲間だな」と納得した覚えがあります。

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