コロポックルとはどんな存在?意味や由来から説き明かされる謎
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佐藤さとるさんの「コロボックルシリーズ」、読んだことはありますか?
読んだことがない人でも、小人の話だということはなんとなく知っているのでは。
そう、このお話には「コロボックル」という小さな小人が登場します。
でもこのコロボックル、実は佐藤さとるさんのお話の中だけの存在ではありません。
北海道に実在した種族であるという説もあるんです。
コロボックルとはどんな種族なのか?
本当に存在したのか?おとぎ話や伝説だけの存在なのか?
コロボックルの謎に迫ってみました。
コロポックルという名前の由来
コロボックルはアイヌの人々の間で広まった、伝説の小人種族です。
ローマ字表記をすると、koropokkur。「コロポックル」ですね。
korはフキの葉、pokは~の下、kurが人。
コロポックルはアイヌ語で、「フキの葉の下の人」という意味になります。
フキの葉を傘にする姿は、まさに私たちの想像する小人そのもの。
ですがアイヌ語だということは、「コロポックル」は世界的な存在ではないということ。