社長と代表取締役の違い-使い分ける企業の事情-
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企業のホームページの「代表のご挨拶」を見てみると、企業によって、「社長・代表取締役」だとか、「代表取締役社長」だとか、ただの「社長」だとか、バライティ豊かな肩書の「代表」さんがいらっしゃいます。
「社長」と「代表取締役」って、何か違うの?
知らなくても不便しないような気もするし、知っていなきゃ失礼な気もする、ちょっとモヤっとした疑問にお答えします。
社長とは何か
会社のトップであることを示す、一番基本的な肩書き。
それが「社長」。
基本のき、としては、ほぼ「社長=会社の代表、代表取締役」であると思っていて大丈夫です。
なぜなら、「代表取締役」という肩書は、社長や他の重役につけるオプションのようなもの。
「社長だけど、代表取締役ではない」というケースはごく稀です。
更に、「社長だけど、代表取締役ではない、けれど、代表取締役だと勘違いされてしまった」場合、法律上のその責任は、「勘違いされた社長自身」にあります。