「査収」と「検収」の違いや意味 正しい使い方とは?
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ビジネスメールで目にする、「ご査収下さい」「検収お願いします」の言葉。
この二つの言葉は、実は、「ふさわしいシーン」が大きく違います。
間違って使ってしまうと、受け手が困惑してしまうことになるかもしれません。
ややこしいと感じるかもしれませんが、この二つの言葉が使いこなせたら、ビジネスマンとしてワンランク上に見られますよ。
お取引先と良い関係を築くために、小さなところから勉強していきましょう!
「ご査収下さい」とは
査収(「さしゅう」と読みます)の査は、査読の「査」。
「書類の中に書いてある情報が、間違い無いか確認して下さい」というのが、正しい意味です。
例文は、
「添付したテキストをご査収下さい」。
データ・文章などの情報を、やり取りするときに使います。
注意するのは、「査収」を使う対象は情報。つまり「テキストの中身」であること。
パンフレットに載せるための原稿を送るときは「ご査収下さい」。
刷り上がったパンフレットを、配達するときは、後に説明する「検収願います」を使うのが正しいです。