本はなぜ日焼けする? 原因と対策が分かれば予防法も簡単!!
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本を買って読んだ後、気に入ったものは、どうしていますか?
手元に置いておきたいと思ったら、机のブックスタンドや、本棚に立てて保管しておきますよね。
しかし新品で白かったはずの紙に、日焼けができることがあります。
周囲が黄ばんだ紙を見たとき、気に入っていた本ほどショックが大きいです。
そもそも紙は何で、焼けると黄色くなるのでしょうか?
理由が分かれば、防いだり直したりすることもできます。
今日はその、とっておきの方法を紹介します。
なぜ紙は日焼けする?
本に使われる紙は製造過程で、化学薬品も使われています。
紙に含まれる成分は、紫外線と酸素に触れ、高い湿度や気温にさらされると化学変化を起こし、違う成分に変化してしまうことがあります。
これが紙の黄ばみの原因です。さらに進むと茶色くなっていきます。この状態をヤケと呼びます。
また、空気に触れている縁以外の場所に、点のように黄ばみが出ることもあります。これは虫や食物などの付着が原因なので、清潔に保つ必要もあります。