共感・共有・共鳴・同感の違いとは?使い方や意味も解説!
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SF映画の名作「ブレードランナー」の原作小説では、”高度なアンドロイドと人間とを区別するのは、「他者に共感するか」か否か”であるとしています。
人間である証明、心の本質、という哲学の、一つの答えです。
日常生活でも、コミュニケーション力を養うコツは、相手の話に共感を示すことだ、なんて言いますよね。
「共感」と似た言葉は、共有・共鳴・同感、などなど、沢山あります。
それぞれどう違うのか、どう同じなのか。
「共感」だけが特別なのか?
一緒に勉強していきましょう。
共感とは
他人の考え・行動に、全くそのとおりだと感ずること。
悲しいことに直面し、泣いている友達を見て、同じ出来事に対して同じ悲しみを抱く。
それが「共感」です。
共感の定義は、けっこう限定的です。
上の例で示した「悲しみ」が、少しでもズレていたら、それは共感では無くなります。
なので、友達が悲しんでいるのが私にとって悲しい、という悲しみ方は、共感ではありません。