胃ろうとは? 寿命と問題点について考えてみよう
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胃ろうという言葉、聞いたことがありますか?
今、健康に過ごすことができていても、いつか自分が自分の力で食べることができなくなる…
こんなこと、あまり想像したくないですよね。
でも終末期医療は、多くの方がいつかは直面することだと思います。
胃ろうとは何か、そしてその寿命と問題点について、一緒に考えてみませんか?
胃ろうって?
胃ろうとは、皮膚と胃に穴を開け、栄養剤を体に投与する処置のことです。
何らかの理由で、口から食べたり飲んだりすることが困難な方が、
カテーテルと呼ばれるチューブを通して、胃から直接栄養を摂取しています。日本では2000年から普及し始め、その後10年間で、国内の胃ろう患者数は、約56万人に達しました。
それからも毎年、患者数は増えていると言われています。
私は、胃ろうとはあまり馴染みがない言葉でした。
そこで、介護関係の仕事をしている友人に聞いてみたところ、
「胃ろうの患者さんはたくさんいるよ」と普通に答えていました…