怪奇現象?!と思ってしまうほど、ひどい家鳴りの原因と対策は?
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私が育った北海道では、冬の寒い日の夜、その辺の立ち木から「ばきっ」とか「ぱんっ」、時には「ずどん」と響くような音がしていました。祖母は「寒くて木が泣いている」と表現していましたが、木が寒さで凍結して、歪んだり、亀裂が入ったり、避けたりする音だったんです。
それを思い出したのは、我が家の家鳴り。はじめは近くに立ち木はないし、何の音かわからず、怪奇現象!?と思ったのですが。夜中の変な音は怖いですよね。築5年以上続いた家鳴りでしたが、これかも!という原因がわかって、だいぶ気にならなくなりましたよ。
意外と多くの人が驚かされる家鳴りについて、実際のところなんなのか、原因、対策までご紹介します。
家鳴りの原因とは?
「パキッ」とか「ピシッ」とか破裂音のような音がする家鳴り。一般的には築浅の木造住宅に多い現象と言われていますが、鉄筋コンクリートでできたマンションでもあるようです。
昔話では、妖怪がいたずらをして家を揺らすから家鳴りがすると言われていたそう。でも、今はちゃんと原因がいくつかわかっています。